のらねこ。〜小さな命の物語〜という本のご紹介です。
中川こうじさんというカメラマンの方が、2007年03月に出版された「のらねこ。」の第2弾です。
身ごもった身体で公園に捨てられて、そこで母となった茶白猫。
気が付いたら暗い倉庫の中でふたりきりになっていた兄弟猫。
置き去りにされた場所で、ひたすら待ち続けた白黒猫と黒い子猫。
そして、突然やってきて、そっと逝ってしまった優しい三毛猫――。
それでもちいさな命たちは、未来に向かって生きていく……。

捨て猫の現実に焦点をあて、命の大切さを訴える写真家、中川こうじさんの写真集「のらねこ。〜小さな命の物語〜」(エンターブレイン、1260円)が28日、発売された。07年2月に出版された「のらねこ。」の第2弾。
↓第1弾

猫の写真を通じて小さな「命」の問題に気づいてほしいと、野良猫の生活を写真と文章でつづった。妊娠中に捨てられ、6匹の子猫を生んだ母猫の物語「公園で母になった猫」、公園に置き去りにされた2匹の猫を撮った「マイケルと黒い子猫」など4編で構成されている。
ペットを飼う家庭は多い一方、飼えなくなって自治体などに「引き取られる」猫は年間22万匹以上(05年、環境省調べ)に上り、そのほとんどが殺処分になっている。中川さんは里親探しなど、野良猫を保護する活動を続けており、写真集の後書きでは「猫たちが人知れず死んでいくことにやりきれなさを感じ、レンズを向けた」と述べている。写真集の収益の一部は、野良猫を助けるために使うという。